執筆活動の環境整備

ライトノベルを書く前に、ライトノベル作家の心構えやスキル向上のアドバイスを行いましたが、今度は実際にライトノベルを書くということを学んでいきたいと思います。

ですが、小説を書くには色々と下準備が必要になってきます。小説を書くには何が必要なのか?そういった環境整備のやり方を知らないまま小説を書き始めていざという時にあれがない、これがないと探し回るうちに小説制作が遅れせっかくやる気を出した気持ちが削がれてしまいます。

そういったことの無いようにしっかりと小説制作の環境整備について覚えておきましょう。

執筆環境の整理

新人賞を狙う場合、各賞ごとに締め切りがあり、それを守らなければなりません。それはプロのライトノベル作家にも言えることでライトノベル作家に限らず、小説家であるかぎり締め切りというものは一生付いて回るものです。
それならばできるだけ集中して作業ができる環境を作ることも作家には必要になってきます。

一般的に効率アップを図れる方法を書いておきます。

部屋の整理整頓
  1. 作業場である部屋の片づけをし、資料や他の本を見分けられるよう分別する
  2. ゲーム機などの娯楽物は別の部屋に持っていく、できなければ見えないところに置く
  3. パソコンの近くには飲み物を置かないようにする
執筆に必要な道具

まず第一にパソコンです。
小説を書くだけでいいのであればデスクトップよりノートパソコンの方がコストパフォーマンスも良く、持ち運びができる点からおすすめです。

昔は小説の原稿を紙にペンで書いていましたが、現在はパソコンのテキストエディタを使って書くことがほとんどで、むしろ出版社が小説の応募要項に手書きの原稿は不可と応募要項に記載しているところもあるくらいです。
手書きよりパソコンのテキストエディタを使った方が圧倒的に効率がいいのでテキストエディタを使って執筆した方が良いでしょう。

またインターネットの環境を整えることも必要です。
これは小説家などの物書きは原稿をメールでやり取りしているためです。
他にもちょっと調べたいものがあったりした時もインターネットに繋げておくことで、簡単に調べることができるメリットもあります。

そして前述したテキストエディタですが代表的なところでマイクロソフト社のWordや、お金のかからないネット上でダウンロードできるTeraPadなど様々なテキストエディタが存在するので自分の使いやすいソフトを使いましょう。

上記のものがあれば小説自体は書けますが、他にも役立つアイテムとして、資料などの重要部に貼ること確認しやすくする付箋や、資料整理用のファイルを用意しておくとより作業効率も増します。

特に必須なものではなく個人差があるとは思いますが、リラックス効果が期待できるアロマ、観葉植物などを置いてみるのも良いでしょう。

執筆の時間を作る

小説家などの物書きはどうしても締め切りというものが付いて回ります。そして確実に守らなければいけません。

ですが、日々仕事や授業など小説を執筆する時間に限りのある人が多いと思います。
そのため「そんな環境だから仕事を辞めて小説の執筆活動に専念する!」と考える作家志望者を数多くいます。
もちろんその方が小説に時間を全て費やせることができるので小説制作に専念しようと思うかもしれませんが、早まった行動を取らずに小説家と別の仕事を両立させることを心掛けましょう。

メリットとして仕事や、勉学、部活動を通して社会に触れることで小説に深みを与えるきっかけになること、小説だけで生活していけるのは売れっ子作家の一部だけという業界事情のため、成功できなかった場合の保険をかけておけるということ。

前述のとおり、小説家としてデビューしたら今している仕事を辞めて小説だけで食べていこうとする方が相当数おり、ライトノベル業界では深刻な問題となっています。
編集者の中には ライトノベルの新人賞を受賞し、プロのライトノベル作家としてデビューする人に「今やっている仕事はやめないように」学生ならば「就職はしてください」と言う方もいるのです。

仕事や学業を続けつつ、ライトノベルを書く両立するのは大変ですが毎日1時間だとか30分でも机に向かい小説の執筆活動を行うよう努め、大体の人は週休二日が一般的だと思うのでそのどちらかをライトノベルの執筆に使うなどし、毎日のサイクルとして確立させましょう。

ライトノベルの作風について

ライトノベルレーベルのページでも多少触れましたが、実際ライトノベルを制作する前に確認しておかなければならないことがあります。

プロのライトノベル作家になるにはライトノベルの新人賞に応募して受賞するか、出版社の編集部に直接執筆したライトノベルを持ち込み認められなければいけません。ただし持ち込みはあまりお勧めできない方法です。
一見度胸のある奴と出版社側にアピールできると思われるかもしれませんが、実際は違います。
出版社は毎月多くの本を刊行するために非常に忙しく、編集者が持ち込みを受け入れる余裕がない場合が多いのです。
そのことを念頭に置いておきましょう。

プロの小説家を目指すために覚えておくことがあります。
それはどこのライトノベルレーベルで新人賞に応募するか、または持ち込みをするかということです。
ライトノベルレーベルの各賞によって応募要綱が違い、また求められる作風もファンタジーであったり、コメディー、ラブコメであったりと各ライトノベルレーベルによって違いがあります。

各ライトノベルレーベルの特色を把握して、自分の作風が求められているライトノベルレーベルを見つけて新人賞に応募しましょう。
また、近年の受賞作をチェックして受賞作のレベルを確認しておくこと、受賞するだけの魅力を知っておくことも大事です。

以上を踏まえて自分のライトノベルを作っていきましょう。

原稿を書きだす前にすべきこと

ここでは小説を書くために最後の下準備をしましょう。

1.小説の資料集め

ライトノベルを書く上で、小説の参考になる様々な資料を揃えておかなければなりません。

自身で使いやすい様に棚に整理し、ライトノベルに使えそうな部分を見つけて付箋を貼ったり、蛍光ペンなどでマークしておきましょう。付箋などは他にも重要の事柄をメモし、見やすいところに貼っておくことで出力しやすい環境作りにも対応できるので是非活用してみてください。

2.アイディアを積む

売れるライトノベルを書くには現在刊行されているライトノベルにはないアイディアを盛り込み作り上げていくしかありません。普段の行動でも意識して興味がないからとすぐに自分の頭から切り離してしまわないように、貪欲に物事を良く考えて色々な経験を積むことを心掛けましょう。

もちろん今まで使われてきている手法などはどんどん活用してかまいません。
要は既存の下地の上にプラスアルファのアイディアを小説に取り入れ、この制作している小説の売りにしていくことか肝心なのです。

3.取捨選択

ライトノベル制作のために集めた紙媒体の資料や、インターネット経由で調べた資料などから得たアイディアや、設定など出力しやすいようにノートなどに書き写しておきましょう。こういった資料は小説家の財産です。
ですがここで覚えておいてほしいことがあります。

まずインターネットの発達により色々な様々な情報が手に入る世の中になりましたが、その反動でインターネットの情報にはデマがまじっています。どれが正しいか、間違っているかを調べて正しい情報だけを取り入れる取捨選択を行いましょう。

そして、一つの物語に今まで貯めこんだアイディアを全部盛り込んでしまえばものすごいライトノベルが出来上がる!と思われるかもしれませんが、それは間違いで斬新なアイディアというのは物語を盛り上げるためのスパイスに過ぎません。
何でもかんでも混ぜてしまっては一つ一つのアイディアの良さを半減させてしまうし、ライトノベルの世界観の世界観がごちゃごちゃになってしまい、その結果、読者が胸焼け気味になり読む気がなくなってしまうこともあります。

ライトノベルを制作する過程でどのアイディアを埋め込むか、どう組み合わせたらバランスの良い魅力的なライトノベルができるかを考え組み立てていきましょう。
方向性を見失わないように毎回執筆した文章をよく見直してみるのも良いかもしれません。

QLOOKアクセス解析