文章の基本ルール

さあ、それでは待ちに待ったライトノベルの執筆に関する説明に入りたいと思います。

みなさんライトノベルを実際に読んでみるとわかると思いますが、文章がキャラクターの会話形式に物語が進んでいく作品が多いと思います。これはライトノベルの特色で、漫画やアニメなどを意識した文章構成された小説という属性を持っているからです。

じゃあライトノベルは普通の小説と同じ文章にしなくてもいいのかといえばそうではありません。
ライトノベルは「ライトノベル」という小説のジャンルのひとつであり、当然守るべき文章ルールというものが存在します。

プロの小説家が最終的な目的としてライトノベルの新人賞に投稿し、受賞することです。
新人賞では受賞するためには文章のルールが守られた小説でなければいけません。

基本の文章ルール

小説の書き方ですが、テキストエディタで文章を書き、原稿を執筆する場合縦書きで書いてください。
普通に生活している場合、ほとんど横書きなので縦書きに違和感を感じると思いますが、ライトノベルなどの小説では縦書きが基本となる書き方なので早くなれるようにしましょう。

1.行頭を一字空ける

これは小説を読んでいる方ならわかると思いますが、通常小説の文章は段落の行頭は一文字分空けることが基本的な文章の書き方なっています。

しか新人賞に応募した小説の中には基礎中の基礎である一字空けがされていない文章の原稿が投稿されてくることもあります。そういった作品はまず間違いなく落選するでしょう。
自身のライトノベル原稿にもちゃんと一字空け使った文章の書き方ができているかよく確認してみてください。

2.三点リーダー

三点リーダーとは「・・・」のことで、「とても言いにくいんだけど・・・・・・」など、人間のためらいや、言いよどみの一瞬の間を表す時に使われるものです。

三点リーダーは偶数単位で使うことが義務付けられています。

3.ダッシュ

ダッシュとは「―」のことで、「Aは楽しそうにしている。――B はそうでもない」 などの使い方があります。
三転リーダーと同じで間を表現す文章記号になります。

同じく偶数単位での使用が原則となります。

4.禁則処理を守る
  • 句点→【。】読点→【、】感嘆符→【!】疑問符→【?】は行頭にはおかない。
  • 台詞の終わりのかぎかっこ内には句点をいれてはいけない。
  • 感嘆符、疑問符の後には一文字分空け、文末に感嘆符、疑問符が入る場合は空けない。
    例→「あれ? 今日って金曜だよね?」
5.文末の重複に注意

文末に同じ言葉を多用すると文章が淡泊になり、安っぽい小説という印象を与えてしまうので避けたほうが良いでしょう。

例→今日は友達と遊んで楽しかった。また遊びに行こうと思った

6.顔文字、造語
現在インターネットやメールなどで使われている文末の顔文字や、表現方法=(笑)などは小説では好ましくないのであまり使わないようにする。
もしくは、小説内で使っても不自然でないような世界観、キャラクター設定を煮詰めること。
7.二重表現をしない
「頭痛が痛い」「危険が危ない」などの意味が二重になる文章は好ましくないので使わないようにしましょう。
8.擬音語、擬態語

「ドーン!」「ドカッ!! バキッ!!」などの表現ですが、純文学と呼ばれる小説ジャンルでは使うことを禁止されています。ですが、ライトノベルの場合は作家が読者に正確にイメージを植え付けたい時に使われる場合もあります。

9.上級者テクニック

これは最低限文章の基本ルールを守って小説を書けるようになった人限定ですが、ライトノベルの自由性の高さであったりキャラクター性を利用してあえて独特な言い回しや、表現を文章にし、読者をより一層小説の世界に引き込むというテクニックもあります。

例えば、「テクニック」を「てくにっく」のようにひらがなにするとどうでしょう?文章の角がとれて柔らかい表現になったなと感じたりしませんか?
これは文章をひらがなにすることで女性らしいソフトな表現をしたい時に使われていたりします。ライトノベルに限らずアニメや漫画、ゲームの業界で目にしたことがあるのではないでしょうか?

こういった技が使えるようにライトノベルでは小説のジャンルの中ではとても高い自由性を誇っています。
小説の文章を書くのに慣れてきたらこういった手法も活用してみてください。

文章表現

日常生活を通して使う言葉ってどれほどありますか?それも同じ意味を持つ言葉をどれほど知っているでしょうか?

文章というのは同じ言葉を重ねて使い続けると非常に陳腐な表現になってしまい、小説としての価値を落としてしまいます。

ではどのように言葉の重複を回避するのか、それは同じ意味を持つ言葉を頭の中に記憶することです。
「見る」「一瞥する」「観察する」皆同じような意味を持つ言葉です。新人賞を取ってプロのライトノベル作家になろうとする場合、それだけの技量は求められるのです。

逆に言えばその技術を身に付けてしまえばプロのライトノベル作家に着実に近づくことができるでしょう。

原稿執筆について

原稿を実際に執筆していく前に、最終的な目的である新人賞投稿を考えて、投稿予定のライトノベル新人賞の原稿形式で執筆していきましょう。

もし新人賞の要項に○○行×○○字の原稿用紙換算で○○○枚~○○○枚以内などの指定がない場合は20行×20字の400字原稿用紙と同じ形式でやってみましょう。

原稿のページ
  • 新人賞の要項に書かれていると思いますが、ページ毎に番号を順番を付けておくようにしてください。
  • 最終的な原稿総枚数を必ず書いておいてください。
  • ライトノベル新人賞の要項にある原稿用紙換算枚数をしっかりと守るようにしてください。
原稿を綴じる

新人賞の応募要項に記載されている形で、綴じましょう。

ダブルクリップで綴じることをほとんどのレーベルが推奨していますが、穴をあけてリングや、紐で綴じても良いでしょう。

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