ライトノベル執筆の重要ポイント

描写力

ライトノベルを制作していく中でストーリーを書き起こしていく訳ですが、考えた物語を文章にして読者に自分のイメージを正確に伝えられる力が必要です。

単に小説のストーリーを文章で説明してるだけでは読者に自分の書いた小説に関心を持たせることはできません。

作家が感じるイメージや、物語上で伝えたいメッセージを文章にして伝えることができれば、その小説は描写がうまくできているということになります。

語り手を決める

ライトノベルでは一人称を主人公に設定する場合と、三人称を使ってすべてをどこかから見ているように語る場合があります。
主に前者の方式を使う場合が多いのですが、後者の方式を使った場合また違った雰囲気の小説になります。

自分の小説に合った方式を使いましょう。

ライトノベルの書き出し

ライトノベルでは、最初の数ページは重要視される部分で、新人賞の選考でも書き出しが面白い作品は高評価が与えられます。
理由は、ライトノベルの主要読者層が10代の若者で性質上面白くなければすぐに飽きてしまうからです。

しかし、その分書き出しの難易度は高く、多くの小説家や、編集者が頭を悩ませています。
以下の書き出しパターンは、ほんの一例になります。参考にしてみてください。

書き出しのパターン

1.回想シーン

主人公や、主要キャラクターの回想、夢の中の世界から始まるパターン。

小説のテーマに深く影響を及ぼす事件やなど、物語が一番盛り上がる場面を最初に触れておくことによって伏線を張ることができる。

2.バトルシーンから始める

小説の書き出しに分かりやすいバトルシーンを用いることで、読者の興味を引き付け、序盤の説明的な部分を飽きさせることなく展開できます。

小説のが設定が複雑化して説明が多くなって文章が単調になることを防げます。

3.インパクトのあるシーン

物語の始まりで、テレビニュースの場面を導入し、平和で何事もなかった町に突如隕石が落下し、人々は大混乱。

こういった、小説の中でしかお目にかかれないような部分を最初に持ってくることで読者を驚きを与える方法です。

悪い描写とは?

初心者によくあるパターンや、小説家としての力量不足により、小説のストーリーが間延びするのを恐れて簡潔に書きすぎてしまう場合などがあります。

 校門を抜けるといつものように彼女に行く手を阻まれる。
 毎日飽きもせず海斗に勝負を挑んでいるのであった。
 海斗は慣れた態度で応対し、軽い口調でまた今度と言い放ち、海斗は校舎に入っていった。
 彼女は海斗に罵声を浴びせながら海斗を追いかけた。
 

上記のような文章が例として挙げられますが、文章の基本ルールのページでも説明し通り文末を重複させてしまい、海斗の心境などを書かずに淡泊な描写にしてしまっていることです。

良い描写とは?

筆者のイメージを描写し、必要な説明をうまく絡めて文章にするよう心掛けて小説を執筆していきましょう。
小説の読者に想像させるだけの余地を作りつつ、文章を簡潔にしすぎないように気を配っておくことも必要です。

描写をうまく見せるポイント

ライトノベルの描写をうまく見せるには、キャラクターを利用して描写してみましょう。
単にキャラクターの感情を説明だけの文章にするのではなく、 キャラクタ―同士の掛け合いによる会話形式を使った文章にしてみてください。

ライトノベルは他の小説とは違ってアニメや漫画に近い性質を持っており、どのライトノベルでもキャラクター同士の会話形式がとても多いジャンルです。

物語のテンポ良くなり、文章もシンプルになるので読みやすくなるでしょう。

5W1H

5W1Hとは説明の基本的な描写で、小説初心者はまず5W1Hでストーリーを描写できるようなりましょう。

  • Who=誰が
  • What=何を
  • When=いつ
  • Where=どこで
  • Why=どうして
  • How=どのように

小説の執筆にまだ慣れていない方は、ストーリーの場面が変わるごとに5W1Hを意識して読みましょう。

体言止め

体言止めとは、名詞で終わらせる文章です。
これが普通の文章の場合、「空が青い」となります。体言止めを使った場合、「青い空」となります。
小説を書くときには体言止めを一つのテクニックとして使えるのでぜひ覚えておきましょう。

体言止めを使うメリットは、文末を名詞で終わらせることにより、歯切れの良い引き締まった文章になることです。

逆にデメリットは、体言止めを乱用してしまった場合投げやりな文章に見えてしまったり、格好つけた嫌味な文章に見えてしまうことが挙げられます。

こういったことを踏まえて適度に使用しましょう。

会話形式のポイント

ライトノベルで人気がある作家は物語を会話形式で進行させることが得意な人が多いです。
その理由はどのキャラクターが喋っているかが分かる文章になっているのです。

ライトノベルを描く上でキャラクター同士の掛け合いというのは欠かせないものです。
ポイントを押さえておきましょう。

複数人の会話

まず複数人の会話があるシーンがあった場合、だれが喋ったなどと説明を書かないでください。
例えば2人で会話しているシーンなら交代で喋るルールにしたり、極力無駄な描写をしないように心掛けてください。

また、それ以上のキャラクターの掛け合いをさせる場合その時その時で会話するキャラクターを絞リましょう。
6人キャラクターがいた場合最初に3人の会話、後から3人の会話させてみたりと読者が読みやすいと思えるに設定しましょう。

他にもキャラクターの一人称が被らないように設定してみたりと色々な方法はあります。
是非活用してみてください。

戦闘シーン

小説のストーリー上、戦闘シーンを用いる場合、アニメや漫画などではキャラクターの姿が視覚できるため、「どりゃ―!!」「ぐわー!!」などの言葉を使うだけで戦闘シーンを作れますが、小説では文章のみでそのシーンを読者に伝えなければなりません。

そこで、その戦闘シーンで今何が起きているかわかるような描写をキャラクターの掛け合いと織り交ぜて書き、読者に理解を促しましょう。

場面転換

小説の物語を展開させる過程で、最初から最後まで同じ場所で物語が進行するというライトノベルはほとんどなく、シーン別によって舞台を移し、物語を進行します。その際にちゃんと場面の切り替わりを5W1Hを使ってしっかりと描写することを心掛けてみましょう。

状況的な描写がしっかりと成されているというのは読者側からしてみればありがたいことで、アニメや漫画と違って活字からしか小説の物語を掴むことができないので書きすぎてしまったというくらいがちょうど良いくらいです。
ただし、人物の心情や、物語の伏線の描写をする時に読者に想像の余地を与えられるように要点を絞って描写しましょう。

これは、読みやすさが売りのライトノベルのジャンルでは非常に重要な部分で若手作家の方は特に気を付けなければいけません。推敲する時に は注意しておきましょう。

QLOOKアクセス解析