推敲

執筆の前に入念な事前準備を終え、必死で書き上げた原稿ですが、小説は書いたら終わりではありません。小説の原稿を何度も推敲することで物語のクオリティをより一層高めていくことができます。

苦心して書いた原稿を新人賞に応募するわけですが、何百何千という応募の中から自分の原稿を選抜委員や、編集者に注目してもらうためには作品を推敲し、作品を磨き上げることで入賞の確立を上げていきましょう。

休息を取ってから推敲する

これは推敲の基本ですが、プロの作家と言えど人間です。疲労は溜まります。
その疲労した頭で原稿を推敲してもベストな推敲はできません。
しっかりと休んでから後日に改めて推敲してみましょう。

また、一度推敲を済ました原稿でも、その時は気付けなかったミスが新たに見つかる事もあります。
推敲に上限はなく、何度推敲してもあっさりとミスが見つかってしまったりします。

最低でも3回は推敲し、できるならば自分が納得できるだけ小説の推敲をするよう心掛けましょう。

原稿をプリントアウトして推敲する

パソコンで書いた原稿をそのまま確認すれば良いだろうと思われるかもしれませんが、原稿データを紙媒体に印刷して推敲した方が誤字脱字などのミスを発見しやすいということが結構あります。

その他にも、原稿データをそのまま修正せず、一度印刷物にペンで修正してからデータを修正することで物語の加筆修正による矛盾を避けたり、自分の間違った部分を把握しておくことができるので、今後の執筆活動にも役立ちます。

推敲の注意点

  1. 誤字脱字をチェックし、修正修正すること。
  2. 句読点の打つ場所は適切かチェックする。
  3. 語彙などの使い回し、意味が重複してしまう文章ではないかに注意する。
  4. 物語の方向性や、テーマにブレがないかを確認する。
  5. 体言止めをうまく使えているか、多用しすぎてないかをチェックする。
  6. 1つのセンテンスの無駄を省けないかを調べる。長くなっていたら分けられないかを考える。
  7. 連続して同じ接続詞を使ってないか注意する
  8. 専門用語や小説上の架空な言葉を多用し、独りよがりの文章になっていないか確認する。

他人に推敲してもらう

小説の推敲は自分だけでなく、他人にも推敲してもらいましょう。
自分の親、兄弟、知人などに忌憚のない意見をもらってみてください。

自分だけの推敲だと、自分が作った小説なのでどうしても作品に対しての愛情が勝ちすぎてしまい正当な評価ができないことが多いのです。 現在プロの小説家として活躍している方でも、自分の友達や親に批評してもらい作品を完成させてるのです。

その際の人選はよく考えて、できれば小説をたくさん読んでいる方に読んでもらった方が良い指摘をしてもらえると思います。

音読しながら推敲する

小説の原稿を、実際に声にしてみて文章に粗がないかを調べる推敲方法です。
黙読しながら推敲するよりも声にして推敲した方が案外ミスに気が付きやすかったりします。

清書する前に、紙に印刷して音読推敲してみましょう。

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